自立した犬を育てる方法
2019/09/21 in DOG DIAMOND
子犬の頃から落ち着いた犬と沢山触れ合って、
相手に合わせた柔軟なコミュニケーションがとれるようになる事。
ここを目標にしてくださいと何度もお伝えしていますが
今日は同じくらい大事な事で、同じくらい何度も伝えている事
犬の自立
についてお話します。
人の自立をググルとこんな感じ。
精神的に、というより経済的。
親元を離れ、自分で生計を立てる事を指す事が多いですね。
犬の場合は当然精神面。
家族と離れてどれだけ安定していられるか。
僕の中で自立出来ている犬といえば『ビー』
世田谷のセンターにいた時には、同じ部屋の大型犬と激しく遊んでて
連れて帰ると決めて、車の後部座席に乗せてもうろたえない
ホテルに入れてしばらくしたら寝てました。
元々足立区で迷子になって、飼い主現れず→保健所で保護。
ビーが自立出来ている(肝が据わってる)のは
長く親元から離れていたからか、ある意味場数を踏んできたからか
もしくはそもそも愛情をかけられてこなかったからかもしれません。
自立が出来ていた方が、犬は楽に暮らせます。
お留守番が苦痛ではない。
ホテルに喜んで行く。
たったこれだけでもストレスはかなり減ります。
でもどうやって自立を促すの?
それは多くの犬にとってビーの経験が参考になると思います。
①親から離れる
②いろんな事を経験させる
③過度な愛情をかけない
①親から離れる
僕は人生において一番の自立の瞬間は、卒業式でも上京した時でもなく
幼稚園のお泊り保育です。
母親から離れる事を、この世の終わりのように悲しんでいた僕が
幼稚園から帰った日の朝母親に『楽しかった』と伝えた瞬間は今でも鮮明に覚えています。
そういった瞬間は犬にもあるんです。
きっと晴れ晴れとした顔をしています。
②いろんな事を経験させる。
楽しみを増やしてあげてほしいですね。
散歩が苦手・・・とか言ってる場合じゃないです。
時間をかけて楽しみにしてあげてください。
今ホテルで子犬がずっと遊んでます・・。
この子達にとってはホテルに預けられる事さえも楽しみです。
人間で言うと、趣味を見るつける。これも自立への一歩です。
③何度もお話ししていますが『印象操作』を誤っては駄目です。
一緒にいる事が幸せ。
これは正解ですね。
だからと言って“一緒にいないと辛い”という印象を与えては自立は出来ません。
主に接し方で変わります。
今日はホテルに、自立した犬と、自立をしようとしている犬が混在しています
その辺りを解説しますね↓