領収書②
2017/01/14 in DOG DIAMOND
美容院代、ネイル代など“おしゃれ”にかかる費用の3割を会社で負担しています
トリマーは単純に接客業というだけでなく、犬をセンス良く可愛くしないといけません
清潔感がなかったり、自分よがりでお洒落じゃないスタイルだと
お客様も心配になりますよね
そういう意識を常に持ってもらう為に考えた福利厚生なので、どんどん使ってほしい
でもみんなお洒落だし、今年に入って領収書の総額が10万円を超えてるから
言われなくても、美容への意識は高いんだろうけどね
お店の名前も印字されていない、一番上の領収書
あるスタッフがパーマをかけに行ったらしいのですが
担当の美容師さんからの第一声が『髪が傷んでいるからパーマはかけられません』
だったそうです
その後のやり取りで、短く切ってほしいという要望も
『もったいない』で却下・・終了
もっと言いようがあるんじゃないかと
プロですから
前提として、パーマの予約をしているお客様という認識が無いでしょう
定量的にどの位痛んでいるから、どの薬剤を使ってどのようなパーマを
どのくらいの時間をかけたら、どのような仕上がりになって・・・etc
専門的な事は良くわからないですが、何の選択も許されないと、かなり凹むでしょうね
トリミングに関しても
絶対的にカウンセリングはきっちりと行うべきです
当然のように初回は、様々な情報を取りいれる事と、ご要望にどれだけ添えるか
お客様のもつイメージをどの精度で共有できるか
そしてどれのくらい具現化できるかが大切です
例えば
毛量も多く、マズルが短く凄く可愛いプードルの写真を見せ
こんな感じに仕上げてくださいとご新規様に言われる
しかしお預かりしたプードルは、サイズも大きく、マズルが長い、毛の量も少ない・・
出来ないかもしれないですよ
でもそんな事誰にでも言える
写真の子との、身体的な差を詳しくお伝えして
お客様がイメージしている仕上がりと、実際のギャップを埋めて
それでも任せて頂けるならお任せ頂く
写真のスタイルに近づけることはできますし、
その子に合わせた他のご提案を受けてくださるなら、別の方法で全力を尽くす
そして仕上がりを見ていただいて、納得頂けるならまた来てくれると思う
でもうちのスタッフはそのお店には多分二度と行かないと思うな
その美容師さんが25歳を超えていたら、職業として向いていないんじゃないかなー、、と思ってしまいます